新幹線に乗ると、
ちょっとリッチな気分になることができ、
わくわくうきうきしますよね。
新幹線って早いし、充電できるし
足回り広いし、車内販売はあるしで
至れり尽くせりな乗り物だと思います。
そんな新幹線ですが、
切符が乗車券と特急券の2枚あったり、
在来線との乗り換えがあったり、
いろいろと難しいことも多いですよね。
そういった中で、新幹線は
途中下車って可能なのか?
料金が料金だけに気になります。
なかなか高額ですもんね。
私自身以前より気になっていたし、
できるかどうか不安だったので
実践してみました。
いざ実践するとき、改札に引っかかって
後ろの人に嫌な顔されたらどうしようとか、
追加料金発生したり、乗るはずの電車に
乗れなくなったら。。。
なんて不安を抱えていました。
同じような不安を抱えている人の
ご参考になれば幸いです。
新幹線で途中下車は可能?
そもそも可能なのかどうかが
気になるところですよね?
結論から言うと
可能です!
ただし、いろいろと条件があるので
区間例で確認しておきましょう。
■区間例:東京駅~新横浜~新大阪間
東京駅から新大阪駅まで行きたいと
考えている「新 幹線さん(26)女性」。
途中、美味しい小籠包が食べて一泊したいと
新横浜で途中下車を考えています。
ここで「新 幹線さん(26)女性」は、
・途中下車は可能か?
・可能であれば注意点は?
・どのくら途中下車が可能か?
このような事が気になりました。
途中下車が可能な場合は?
・普通乗車券の片道の営業キロが101 km以上
※普通乗車券とは、片道・往復・連続乗車券を指す
これがまずは大前提です。
これらの乗車券を持っていないと
途中下車できません。
注意点:特急券、グリーン券は回収される
片道の営業キロが101km以上の
普通乗車券の条件はクリアしたとして、
気をつけなければいけないのは
特急券、グリーン券の扱いです。
これは特急券、グリーン券が
途中下車した際、改札機に、
回収されてしまうためです。
「新 幹線さん(26)女性」の場合で、
単純な往復であれば、
東京~新大阪間の乗車券と、特急券を
持っていると思います。
今回の場合、
新横浜で途中下車するため、
新横浜駅で特急券が
回収されてしまいます。
そのため、このことを知らないと
指定席特急券やグリーン券であった場合
せっかく押さえていた席が
なくなってしまいます。
なので、
東京~新横浜、新横浜~新大阪の
特急券2枚を事前に確保しておきましょう。
途中下車はいつまでできるのか?
途中下車するためには、
普通乗車券の片道の営業キロが101 km以上
であることが必要でしたね。
それでは101 km以上であれば
いつまで途中下車できるのでしょうか?
営業キロ(km) | 有効期間 |
200 kmまで | 2日間 |
400 kmまで | 3日間 |
600 kmまで | 4日間 |
800 kmまで | 5日間 |
1000 kmまで | 6日間 |
※1001km以上は200km毎に1日を加える
東京~新大阪間は約550㎞あります。
距離が分からない方はヤフー路線等を使って
調べてみましょう。
計算式もあるので計算してみましょう!
■計算式
総km ÷ 200 km + 1日 =有効期間
※小数点以下切り上げ
この式に当てはめると
550km ÷ 200 km +1日 = 4日間
となります。
この期間内であれば
戻らない限り何度でも途中下車できますので
じっくり旅を楽しめますね!
新幹線で途中下車した時の料金は?
途中下車の仕組みがわかれば
気になるのは料金ですよね。
途中下車できるのはわかったけど
変なことして追加料かかったら嫌だな
なんて思いますね。
上で登場した「新 幹線さん(26)女性」の、
東京~新大阪間の正規料金は、
14,450円(通常期)です。
※乗車券+特急券=計2枚
これを、東京~新大阪間の乗車券と
東京~新横浜、新横浜~新大阪の
2枚の特急券の計3枚を購入します。
すると料金は16,910円で少し割高です。
※+2,460円
さらに、東京~新横浜の乗車券と特急券の2枚、
新横浜~新大阪の乗車券と特急券の2枚の
計4枚を購入します。
すると料金は17,080円で直行よりは高いです。
※+2,630円
上記の計算は指定席特急券での計算ですが
やはり直行した時の料金が一番安いです。
長々と文章で書いてみて、見にくかったので
表にまとめてみました。
参考までに自由席特急券を購入した場合も
書きましたが、やっぱり安いですね(笑)
区間場合分け | 指定席特急券(円) | 自由席特急券(円) |
➀東京~新大阪間(直行) | 14,450 | 13,620 |
➁東京~新横浜、新横浜~新大阪
(乗車券は東京~新大阪間) |
16,910 | 14,480 |
③東京~新横浜、新横浜~新大阪
(乗車券、特急券ともに別) |
17,080 | 14,650 |
➀-➁の差額 | 2,460 | 860 |
➀-③の差額 | 2,630 | 1,030 |
➁-③の差額 | 170 | 170 |
こうしてみるとこの区間の場合は
乗車券を別々に購入しても
入場券ほどの差額で済みますが、
区間によっては高額になる区間もあるので
注意が必要です。
※のぞみ号で計算
新幹線で途中下車する時、在来線や特急への乗り換えは可能?
新幹線で途中下車する場合には、
区間に在来線や特急列車が含まれる場合も
ありますよね。
その時は、新幹線のみの区間ほど、
難しく考える必要はありません。
今度は「新 幹線さん(26)女性」が
博多から金沢まで旅行に行く際、
新大阪で途中下車するようですよ。
一緒について行ってみましょう。
「新 幹線さん(26)女性」は次の切符を
購入したようです。
■切符の種類
乗車券:博多~金沢間
新幹線特急券:博多~新大阪
特急券(在来線):新大阪~金沢
※特急サンダーバード
上記のようにそれぞれの区間で
特急券がありますね。
そのため、新大阪駅で新幹線を降りて
改札を出る際に新幹線特急券が回収されます。
そして残った乗車券と在来線特急券を持って、
新大阪駅を途中下車しましょう。
用事が終われば新大阪駅に戻り、
特急サンダーバードに乗り込み
金沢へ向かいましょう。
新幹線と違いシンプルで分かりやすいですね。
まとめ
改札に引っかかり後ろの人に嫌な顔される不安
追加料金が発生するかもしれない不安、、
乗るはずの電車に乗れなくなる不安、
少しは解消されたでしょうか?
いろいろ書きましたが、
困ったときは
駅員さんに聞きましょう!
これで全て解決します(笑)
何はともあれとりあえず
旅に出てみませんか?
Have a nice day!
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