いつまでも背負ったままの罪と罰 ~セクハラと罪悪感~

昔働いていた職場での出来事。

ある日の残業中に、
同僚(女性2人)が雑談をしていた時、
僕も声をかけられたので参加した時のこと。

会話の内容は下ネタだった。

職場の同僚に対する会話は、
セクハラになるのが嫌だったから、
極力気をつけるようにしていたのに…。

それにも関わらず、まさか、
同僚の1人からセクハラだと言われるなんて…。

強みだと思っていたコミュ力 ~セクハラと言われ崩壊~

その時の内容は正直言って、
小学生高学年や中学生レベルの下ネタ。
そんな内容をダラダラとみんなで話していた。

僕としては、
会話中に笑いがあったことから、
長々と話をしてしまった。

この時、
適切に引き際を見極められなかったことが、
非常にまずかった。

 

次の日の朝、
その同僚と顔を合わせたため挨拶をしたところ、
とてつもなく冷たい態度(無視)をされた。

とても嫌な予感がした…。

嫌な予感は的中し、
後日、上司に会議室に呼び出され、
事の経緯を聞かされた。

親にも報告済みであり、
会社の関連部署にも連絡しようか迷ったのちに、
上司に相談したとの内容であった。

正直、とても驚いた。
会話をしていた時には嫌そうな態度を感じることがなかったのに、
まさかそこまでとは…。

自責の念、負い目、後ろめたさ、後悔などの負の感情に支配された

そんな話を聞いた後、
いろいろな感情がぐるぐるぐるぐる頭の中を巡った。

 

・あぁ、傷つけてしまって申し訳なかったなぁ
・他の同僚にどう思われるかな
・評価下がるよな

申し訳ないことをしたという気持ちもあったが、
「セクハラをしてしまった」という恥ずかしい気持ちの方が、
正直大きかったかもしれない。

 

ただ、傷つけたことには間違いないので、
すぐに謝罪した。

 

この時になって初めて、
良好な人間関係が築けていなかった事が浮き彫りになったのだった。

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それからというもの、特に会話をすることもなく、
会社の中に居づらい状況が続いて少しした後、
お互い別の部署に異動となり離れることとなった。

背負ったままの罪と罰 ~正体は罪悪感~

それからというもの、僕自身、
人と接すること、そして、
特に職場の女性と接することがとても怖くなった。

 

あの時の話をどこからか聞いていて、
最低な奴だと思われてるんじゃないか

 

そんな風に思ったり、

 

またあの時と同じようになるのではないか

 

そんな強い恐怖感に圧し潰されそうになる時がある。
優しく接してくれる人に対しても、
そんな風にうがった見方をしてしまう自分に、
大きな罪悪感を感じるようになっていた。

ものすごくコミュニケーションをとることが怖くなっていた。

終わりに 

自業自得だと言われればその通り。

 

だけど、僕自身も自分自身で罪と罰を背負い、
長年苦しんできたようだった。
少しは傷が癒えたかと思っていたが、
まだまだどす黒い感情が癒え切れていなかったようだ。

 

今日のchallenge:罪悪感に気付く

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